2008年04月02日

歴史生かした街づくりを

 神楽坂などの江戸風情を残す街づくりをすべきだと、フランス人エッセイストのドラ・トーザンさんという方のお話が今朝の日経新聞に掲載されていました。そうだなと思えるところもあるし、違うんじゃないのと思えるところもあります。
 古い街並みを観光資源とするべく作られた街や建物であればそうすべきなんだろう思います。また、国として文化を盛り上げることに熱意が感じられないというのもそうだと思います。
 古い街並みを残そうと口で言うのは簡単です、でも建物というのは、老朽化するものです。修繕することで建物を延命させるわけですが、それには相応のコストがかかります。誰が負担するのでしょう?もう住む人がいない広大な建物を景観が壊れるから、修復はしろ、建てかえはいかんというのでは、所有者は生きていけません。そういった建物には行政がお金を出してくれるとでもいうのでしょうか。だから、マンションが建っちゃうわけです。確かに、日本人の意識の低さというものあるでしょうが、元々民間の建物はスクラップアンドビルドで成り立ってきた部分もあります。声高に環境が叫ばれる世の中ですが、何百年ももつ建物を作ってきていないのですから、いきなり世の中の流れが変わったから、建直しはいかんというのは、本質をあまりに無視した暴言と言ってもいいでしょう。これから作るものについて考えていかなければいけない問題であると考えます。
タグ:マンション
posted by TAKU at 07:57 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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